栄養士きじとらPのブログ

ダイエットとか趣味とかのお話

よく知られているダイエット情報は間違っているのかもしれない

ネット上では間違ったダイエット情報を目にすることもありますが、いわゆる教科書通りの情報でも間違った形でネットに広まっていたりします。

 

なぜそんなことが起こっているのかというと、専門書には「諸説あります」と書いているのにそれが省略されて広められているものがあるからです。

あの有名な超回復理論も諸説あります。

 

また、専門書自体が間違っていることもあります。

ここ最近で有名な間違いは、鉄分が多いと思われていた「ひじき」が実は鉄鍋で茹でたことにより鉄鍋の鉄分が栄養素に含まれてしまっていただけでそんなに鉄分なかったというやつ。

 

あとは、ビタミンの情報も間違っていたりしました。

ビタミンだと思ってたものがビタミンじゃなかったとか、ビタミンBに似た構造だったことが発覚して後々ビタミンB○○に変わったり。

 

結局、いろいろな情報を見て、実際にやってみて、自分の信じるものを信じるしかないのかもしれません。

 

いろいろな専門書で読んだ情報で私なりに今一番信じている情報は・・・

  1. 消費カロリーと摂取カロリーは算出方法が違うので全くの別物
  2. 脂質は吸収率が悪い
  3. 太る原因は炭水化物の取り過ぎがほとんど

これらの情報から判断すると・・・

  1. 消費カロリーが摂取カロリーを超えないと痩せないというのは正しいかもしれないが数値はあてにならない
  2. 脂質は消化も吸収率も悪いので脂質を多くとってもお腹を壊してそのまま出ていくだけでそれほど太る原因にはならない
  3. 糖の分解は口の中の時点で始まるくらい早いので、すぐに腸にまで行って吸収されて血糖値が上がり、血がドロドロになると危険なので血糖値を下げようとインスリンが分泌され、筋肉やらに取り込まれ、余ったものが脂肪に変換されてしまう

なので、いわゆる低糖質ダイエットとよばれるものが一番いいんじゃないかなーと思います。

ただ、炭水化物を一日の必要量取らないと筋肉が分解されてエネルギーとして使われてしまうのでもったいないです。

あとは、糖を取り込めるスペースを空けるために有酸素運動をすれば完璧じゃないかと思います。

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